こちら―慧光庵―の眼下にある竹林からは時折、前触れもなく、“カーン”と高く澄み切った音が私の体の中を突き抜けていく。その後にはいつもの静けさが残る。

風が少し強く吹き始めると、竹は葉ずれの音を出しながら、右に左にと大きくしなる。その竹の姿を中国では『竹笑』と呼ぶそうな。

ちなみに「笑」の会意を知ると、なるほど・・・と頷きながら眼下の竹林と私はいっしょに「笑」。


自宅 茶道・茶杓削り教室)


今から35年程前のある日の事、茶道の稽古にまだ浅い私は、清められ準備の整った茶室の床の前で、約束どおりに花と掛け花入れを拝見し頭をもどした。その時、背後から“昔の御茶人は、お客様をお迎えする朝に、裏山で竹を切り、露のかかった花を活けたそうです。それが利休さんの教えですよ。”と、その時の師の声はストンッと私の腑に落ちた。その日から私の、「茶の湯」と「竹切り」の道が始まったのである。


茶かご

作品は、NHK文化センター講座のカリキュラム一部

山本竹凰NHK文化センター講座のお知らせ

「山本竹凰の茶杓・茶道具づくり」

NHK文化センター各教室で講座を開催しています。

※講座の日程、受講料、残席など詳細については各教室へお問合わせ下さい。

(随時、体験も受付けております。)



本部教室 茶道教室(裏千家)

茶杓削り その他茶道具制作

詳細のお問い合わせはメールフォームにてお願いいたします。


NHK文化センター 山本竹凰「茶杓を削る」定期講座のカリキュラム(参考年表)

参考年表(講座カリキュラム)

時代をさかのぼっての茶杓の写しを色々制作します。


スケッチ

美術館にて名杓を拝観の折には、あらかじめ承諾を得て鉛筆スケッチを重ね、自分の目を養います。


茶杓写真

中国伝来の象牙茶杓を講座では竹で制作


竹の偶然が生み出した景色の茶杓に出会った時に自分の茶杓を作ってみます。


山本竹凰の最新の主な講演・講座の報告


平成29年3月 NHK文化センター 山本竹凰特別1日講座のお知らせ

講演内容

茶杓を削り続けて見えた新たな利休像

・『戦乱下に生きた茶祖 利休茶杓の三度の変遷へんせん

・山上宗二記から「利休のヒッソク」を解明


実習内容

――利休形茶杓の曲げから削りまで――


参加者の方には、「利休形茶杓」を一本プレゼント。

お申込み・詳細は、各NHKカルチャーセンターまでお問い合わせください。




プロフィール

竹工芸

中台一司

(伝統工芸士)

竹林の中から作品にふさわしい竹の切り出し、油抜き、割り、編み、撓め、削り、唐物写し、…あらゆる技術を伝授さずかる。

八木澤啓造

日本伝統工芸鑑査役員

飯塚小玕齋

人間国宝(前)

以上3師匠に師事。


仏像彫刻

京都 大仏師に師事

京都 東福寺塔頭「同聚院」に「不動明王像」

和歌山高野山密教修行僧侶に「求聞持 弘法大師座像」

京都某家主人に「地蔵菩薩像」

佐倉市某家に「日蓮聖人座像」


その後、竹の「根」で仏像彫刻も試みる。


茶道・茶杓・仏像彫刻を自宅にて主宰。



手仕事

山本竹凰・12月の手仕事

お茶事用“お香のもの”の準備が始まります

お問い合わせ

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